#37 悲惨な事故、マスコミの在り方
今日、皆さんも目にしたであろう交通事故のニュース。
なんと悲惨な交通事故なのだろう。
いつも通り朝起きて
いつも通り朝ごはんを食べて
いつも通り保育園に行き
いつも通りみんなで散歩をしていただけなのに。
心が痛みます。
運転手が「前をよく見ていなかった」で済まされる問題ではありません。こんな無責任な発言をされて被害者遺族・友達・先生方はどう思うか。車を運転するということは一転して命をいとも簡単に奪ってしまう可能性もあると、必ず心に留めておいて欲しいです。
そしてこの事故に関してさらに心を痛めるニュースがありました。
保育園側による記者会見のニュースです。
泣き崩れる園長先生に対して矢継ぎ早にマスコミが質問を繰り出してくるその光景、そして回答者では無く、号泣している園長先生を写し続けるカメラ。よくマスゴミという言葉を耳にしますが、まさにこのことを指しているのだと思います。
現時点では保育園側に非があるとは思えない状況でありながら、被害者の一員でありながら、この会見を開く流れになるこの世の中、そして報道陣の様子。心が持ちそうにありません。
報道陣はそれが仕事だから、と言われてしまえばそれまでかもしれないことですが、倫理的にカメラの映し方くらいは変えられたのではないかと僕は思いました。
悲惨な事故だけで無く、報道の在り方にも心を痛めたそんな悲しい出来事でした。
ご冥福をお祈りします。